2009年8月13日木曜日

MVNOは制限無し


並んだ4つのモデム
左からSierraWireless APEX880u(GPS付き)、Compass885、HUAWEI E176、ZTE MF636(Doccica)
いずれもMicroSD(一応MicroSDHC対応)です。海外はどうやら当たり前みたいですね。
HUAWEI E176はゼロインストール対応ですが新ファームウェアが出ていました。更新するとインストールされるユーティリティ含めて書き換えてくれます。これはなかなか良いサービスです。
これら4機種は全てGSM網にも対応していればUMTS850にも対応しています。MF636以外は日本では使われていないUMTS1900まで対応しています。つまりFOMAエリアプラスでも使える仕様です。
FOMAエリアプラスの対応は機種により出来たり出来なかったり差がありますがSierraWirelessはFOMAエリアプラスでも使えました。MF636は当然対応です。
ちなみにAPEX880u以外は定額データプランHI-SPEEDに対応していません。
COMPASS885やMF636はドコモコネクションマネージャで電話番号まで含めて認識しますがコネクションできません。どうやらAPEX880uは内部はMini-PCI-Expressで接続されていて通信モジュールが定額データプランHI-SPEED対応PCと同一です。
定額データプランHI-SPEEDに対応したISPのAPN(***.flat.foma.ne.jp)での接続時にモデムをチェックしているようです。

しかし、日本通信がMVNOでFOMA網でサービスインしているプリペイドデータ通信Doccicaは特にモデムも決められていません。というよりMF636ですら標準でSIMロックは施されていません。
ポート制限も無いので同じ回線を使用していても自由度が違います。
1分10円と結構割高な点を除けばソコソコ使えます。
MF636以外は各モデムメーカー標準のユーティリティで接続できますが残り時間(残高)が分からないので注意を要します。

よくよく考えればUSBモデムは各社海外メーカーに頼り切りです。
HUAWEI(華為技術)、ZTE、Longcheer、LG、SierraWirelessと日本メーカーは見当たりません。
ガラケーの開発に特化しているのでしょうか。スマートフォンも最近の新作は東芝T-01A位しか目にしません。SHARPもEMobileとWILLCOM向けに出してましたが未だにW-Zero3が店頭に残ってる時点で作り過ぎなのか見込み違いなのかD04までフルラインで揃ってて笑えない状況です。
HTC、BlackBerry、NOKIAあたりでスマートフォンは完結でしょうかね。

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