2010年5月6日木曜日

足枷なし


 iPhone3GSは昨年41週製造(シリアル番号の先頭から4、5桁目)あたりから新ブートROMと呼ばれるiBoot359.3.2に更新されています。
JailBreakはできますが電源OFFからの起動時や再起動を行った際にはリカバリーモードとなり一度PCに接続してBlackra1nを実行する必要があり仮釈放などと呼ばれていました。都度PCへ接続しなければならないため紐付きとも呼ばれています。
しかし日本のゴールデンウィーク真っ只中にリリースされたSpirit(http://spiritjb.com/)はiBoot359.3.2であってもiBoot359.3.2より前のブートROM同様に再起動などを行ってもPCへ接続する必要がなくなりました。
最初のリリースではカメラロールの画像が消える不具合がありましたが現在は修正されています。
ポイントとして、1.Vista、7の場合はWin98互換モードが良いらしい(未確認)。2.2バイトコードのフォルダ内から実行しない。3.USBハブ経由はなるべく避ける。といった様子です。
 実際に先月香港で購入した3GS32GB(新ブートROM)で実行してみました。スプラッシュ画面のバックグラウンドでJailBreakされている様子で1分もあれば終わります。確かに再起動を行ってもリカバリーモードになることはありません。