2010年3月20日土曜日

ハードディスク・リプレース


今や当たり前になってきたHDDへの録画機能を内蔵したプラズマ、液晶テレビは結構前から日立が出していました。
所有しているW37P-HR9000も2006年モデルでありながら250GBのHDDを内蔵しています。
見ては消しを繰り返すのならとても使い勝手がよいのですが最近は撮り貯め傾向でHDDの容量をひっ迫していました。
最近は1TBも7千円程度ととても安価に入手できますので交換してみることとしました。
交換したのは安値放出中のWesternDigital WD10EARS。物理フォーマットが4KBになったAdvanced Formatを採用するドライブでWindowsXPでは512バイトに書き換える必要がありますが無視します。

このW37P-HR9000はスイーベル機能による電動で左右に首振りができるスタンドを採用していますがバックパネルを外す際は両サイドに2本ずつあるキャップボルトの上側を残せばスタンドに立てたままバックパネルを外すことができます。ビスの数約30本。ロックタイトが施してありますのでバチモンのドライバーだと舐めてしまうかもしれません。
バックパネルを固定している全てのビスを外せば後は簡単に外れます。
ハードディスク横のビス4本を外せばマウンタごと外れますのでドライブ底面のビスを外して分離させて新しいHDDを組み付けます。このマウンタちゃんと制振構造になっています。
組戻しはひたすら逆の手順で組み付けますが一度にビスを締め込まずに該当する箇所ごとに全数仮締め->本締めを行います。あとはビスが余っていないか、バックパネルは浮き上がっていないか等を確認して接続し直します。

なお、HDDのSMARTからシリアルナンバーを読み出して照合していますので単に交換するだけでは動作しません。


メニュー->画面表示->7->決定で通常メンテナンス・モード->HDD->HDDシリアル番号クリア->決定->HDD初期化->決定->結果が「良好」になるまで待ちます。
その後一度分かりにくい場所にある主電源を落としてから再度投入します。
正しく交換、HDDシリアル番号クリア、HDD初期化が行われていればTS(HD)で1TBのHDDだと92時間程度に拡大しているはずです。

すでに色々なサイトでこの手順は公開されていますがビスが堅くて緩まないだの、メンテナンスモードに入れないだのと書かれていますがドライバーはVESSELなど品質が確保された工具で相手に合ったものだと簡単に回りますし電動ドライバーでもできますが多寡がドライバーされどドライバー。使い方を知らないと回せるものも回せません。
リモコンの操作はそんなに煩雑ではありませんので落ち着いて各キー2秒以内に押せばちゃんとメンテナンスモードに入れます。

ちなみに元々入っていたのはHGST DeskStar T7K250。録画機器などの家電製品組込用CinemaStarではありませんでした。これ当時7,000円くらいでバルク販売されてましたかね。今の1TBと同じくらいの価格でしょうか。

保存やiPhone向けはPT2でやってますが寝ゴロで見るにはTV内蔵が今のところ便利です。
REGZAほしい・・・