2010年4月26日月曜日

北京、香港まとめ

仕事の合間を縫って街ぶら出来たはじめての北京と数年ぶりの香港

聯通の3Gはパスポートなど身分証明証が必要でかつ、月額96RMBと決して安くはないですが空いていると思われる3G回線を快適に利用できます。反面エリアは2.5Gの方が広いようですが北京市街では地下鉄駅間で圏外となるくらいです。GSM網を利用する2.5Gは身分証明証は必要なく、市中の露店でも購入できます。
香港、澳門を除く国内の経済活動は基本的に資本主義を取り入れていますが政治体制は共産主義で国内での民族問題が解決できてないこと、首都であることからか公安、警察の数は平時の上海より多く、海淀黄庄では2度ほど職務質問を受けました。といっても全員で「我是日本人」の一言で解放。原則としてIDまたはパスポートチェックが行われますが外国人は微妙な管轄の違いがあるようで余程怪しいことがなければスルーのようです。
移動に関してはバスは相変わらず他都市と同じで分かり難くいので専ら地下鉄とタクシーですが地下鉄は機場線を除いて区間に関係なく2RMB均一で便利ですが全ての駅で手荷物はX線検査を受ける必要があります。
タクシーは燃料費高騰で昨年秋頃から一回の乗車につき1RMBが別途加算されるようになったとのことです。
最初はメーター運賃に加算されていなく、外国人だからかと思いましたが一年ぶりに帰郷した北京出身者でも払っているとのことで納得。

香港は相変わらずのフリーダムでスターフェリーの乗り場に3の自販機が置かれていたりと何でもあり。
一部では入手困難などと言われているHSDPA Broadband Access Rechargeable SIM Cardも自販機で買えます。
こういうところは日本とは比較になりません。日本では振り込め詐欺など犯罪利用の抑制から本人確認が行われていますが逆手に取るとお人好しというか自分の身や財産は自分で守る概念がないのか何時まで経っても振り込め詐欺やオレオレは無くならないでしょう。

日本でもSIMロックの話題が出ていますがSMSすら実装されていなければ通信方式でさえ特殊なauは別として利用料の引き下げを筆頭として台風の目的な役割だったソフトバンクでさえSIMロックの解除には反対の立場でいます。Vodafoneから携帯事業を引き継いだ当初はSIMロック解除の話題も出ていましたが割賦販売の債権と料金プランで縛ることによって2度美味しい思いをしています。更には端末はシャープなど製造会社から仕入れた端末に利益を上乗せしていますから更に美味しい思いをしている事は伏せている現状。
日本ではVodafone3G、ドコモFOMAカード以降SIMカードによるネットワークアクティベーションに変わってから端末と回線は別のものとして扱うべきだったのですが携帯サイトやキャリア利益の呪縛から抜け出せずにいるのだと思います。ところがiPhoneといういわば黒船が来襲して以降スマートフォン分野で急速にシェアと利益を伸ばしているソフトバンクから目を逸らすことは出来なくなりました。

XPERIAことX10がドコモから発売されましたが端末の供給が間に合っていないそうです。はたして本当に間に合わないのかそれとも意図的に供給量を制限して一種のプレミア状態にして話題性と価格の維持を図っているのか。もう販売開始から1年に達するiPhone3GSが16GB、32GB共に販売台数の上位に君臨している事を考えればiPhoneの方が魅力的ともとれますが実質負担金の罠による価格で流れているともとれます。
いずれにせよドコモはデータ通信料金も含めてサービス全般を考え直す時期ではないかと思います。

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