久しぶりの更新です。
iPhoneやiPadは様々なサイトがいろいろな情報をアップしていてもう必要ないでしょう。
Unlock関係はフューチャーフォン、スマートフォン、タブレットを展開しているサムスン、LGのドコモ、ソフトバンク向け端末もUnlockが順調に進んでいるようです。
ドコモは技術基準適合端末であれば自社端末以外の端末持込でも契約ができるようになるなど徐々に日本も端末とキャリアの縛りが解けてきました。
更にドコモは2011年4月以降発売の端末は解除料3,150円でSIMロックを解除するようになりました。
iPhone、iPadにドコモの看板を付けて売りたい。などと絵空事の果てに擦りもしなかったからか暴走?改心?なのかやっと世界の流れに乗ってきました。
ソフトバンクはiPhone、iPadを死守すべきかSIMロックの話は無いことになっています。
さて、今日は普及の兆しがあるWi-FiルーターのSIMロック解除です。
物はドコモHW-01C。HUAWEI E585です。
ソフトバンク(キャリアロック)、イーモバイル(周波数違い)と兄弟機種です。
では、さっそく取りかかります。
電池を充電してFOMAカードまたは適当なSIMを挿して電源ON
PIN1ロックはあらかじめ解除しておきます。
3香港のSIMを挿して電源を入れるとInvalid UIMと表示されました。
手順
1.DC_Unlocker Client、PSAS、CardLock_Unlockをダウンロードします。
DC_Unlocker Clientは最新バージョンをダウンロードします。
あとは適当なバイナリエディタ(Stirlingなど)をダウンロードしておきます。
2.PIN1を要求しないように設定してHW-01Cに挿して電源を入れてPCに接続します。自動的にドライバーがインストールされます。
3.DC_Unlocker Clientを起動して虫眼鏡をクリックすると接続されたHW-01CのIMEIやシリアルなどの諸元を読み込みます。その一番下にSIM Lock status:Locked(Card Lock)と表示されSIMロックが行われていることが分かります。
4.PSASを起動してHardware Forensicsをクリックします。
Port SetupのCOMポート番号はPCによって変わりますがその後ろは「(QCDM:SNCAALZM)HUAWEI Mobile Connect - 3G PC UI Inter・・・」になっていることを確認します。
Diag Port(QC)でSendをクリックするとHW-01Cのメモリダンプを行いPCのメモリに取り込みます。
Diag FunctionsでRead EFSを選択してMax Pagesを250にします。Alternative Methodをチェックします。その後Lets goをクリックして書き出しファイル名を指定して待てばダンプファイルが作成されます。
5.Stirlingなどのバイナリエディタで保存したダンプファイルをASCII形式で読み出します。
00038002~00038009または00038802~00038809あたりに8バイトの数字が並んでいるはずです。これをメモします。もしかしたらアドレスは端末などによって違うかもしれませんが上記のアドレスで予測はできると思います。
6.CardLock_UnLock-e58xx.exeを起動します。エラーが出る場合は一度PCを再起動します。
HW-01Cを接続した状態で先ほどの8バイトの数字を入力してOKをクリックします。
正常に終了したらPCから外してFOMAカード以外のSIMを挿して電源を入れます。しばらくすると挿したSIMに応じたキャリアを掴むはずです。
再度PCに接続してDC_Unlocker Clientを起動して確認するとSIM Lock statusがunlockedになっているはずです。
このようにHW-01Cは検索すれば出てくるフリーのソフトウェアを組み合わせてSIMロックを解除できます。
もともとHUAWEI E585という国を問わず売られている端末ですので成せる術だと思います。
ドコモは定額データ通信契約でPCの3~4万円値引と抱き合わせて販売しています。PCを割引で買って最低限の利用料でしばらく寝かせて解約しても違約金込みでもそれなりのPC割引にはなります。
よって中古も安価で容易に手に入ります。日本ではb-mobileのSIM単品販売かUSBモデムで契約しているSIMで使うかくらいしか使い道はありませんが海外に出るとWiFiルーター機能でノートPC、タブレットなどを一枚のSIMで使えて便利です。
まぁ、ほとんど自己満足ですがry